全国の活動視察~大阪編~

みなさんこんにちは、コータローです。
3月中旬のこと、大阪府・三重県と伺わせていただきました。
訪れた先は大阪府阪南市に位置する西鳥取漁港。


「波有手(ぼうで)のカキ」で有名な港です。

今回は特定非営利活動法人大阪湾沿岸域環境創造研究センター
「岩井克巳」氏にご案内いただきました。

というのもこの地域、
全国アマモサミット2018 in 阪南が開催された場所です。

2023年10月に【全国アマモサミット2023 in ふくおか】の開催が決定したこともあり、
大阪湾(都市部)で活動されている皆さんのお話を伺いたいと常々思っていました。

さらに上記リンクにもあるように、
全国アマモサミット2018 in 阪南の特設WEBページはその後も「はんなんのうみ」というHPに移行し、
様々な主体が連携して日々の活動やトピックを共有しています。

本来サミットが終われば閉鎖してしまうホームページを継続運営していく動き・仕組みに、
かなりの衝撃を受けたこともあり、行くことを決意しました!


早速船で近海を案内していただきます。

海のアマモの様子ですが・・・

かなり広いエリアに繁茂しています。
葉が細い個体もいくつか見えましたが、コアマモではなく全てアマモとのことです。

沖防波堤も数多く設置されており、普段見る風景(博多湾)とは全く別世界でした。
そして海にごみが落ちていない!!!!!

海の透視度が高い!!!!!!

潮流や河川の影響はもちろんありますが、大阪湾のイメージが覆りました。
とてもとても豊かな海なのだと。

戻ってくると「こども食堂」の日だったようで多くの子ども達で賑わっていました。

食しているほとんどが地産地消で、子どもは美味しそうに食べ、
大人たちは誇らしげに見つめている姿が印象的です。

長年、西鳥取漁港で漁師をしていた方にもお話を伺いました。

実はこの地域、昭和の台風で海岸線に大きな被害を受け、
その影響でアマモ場は全滅してしまったようです。

その後護岸を整備したものの、整備の影響で侵食が起こり、砂が流れてしまいました。
そこから沖防波堤を設置、すると少しずつ海藻・海草が増えてきたとのこと。

現在では沖防波堤内側で牡蠣の養殖を行い 波有手(ぼうで)のカキ として有名になりました。

確かに牡蠣いかだ沖防波堤の内側で養殖してました!
ものすごく育ちが良いそうです。

NPOや行政、漁業者、企業、学校、その他にも様々な主体が互いに尊重し、
出来ることを提供し合っている阪南市、とても温かく素敵な場所でした。

是非全国アマモサミット2023 in ふくおかにもお越しくださいね!!


貴重な時間をご提供いただいた
大阪湾沿岸域環境創造研究センターの「岩井克巳」氏に心から感謝申し上げます。

【~三重編~】につづく・・・

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この視察出張は、独立行政法人 環境再生保全機構「地球環境基金」
助成を受けて実施しています。

コータロー

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