「福岡セブンの海の森活動」地行浜でアマモ場づくりを行いました!

6月7日(土)

令和7年4月に福岡県・セブンーイレブン記念財団・ふくおかFUNと3者で締結した
「福岡セブンの海の森 整備・保全協定」

締結後はじめてとなるアマモ場づくり活動を行いました!

「福岡セブン海の森活動~ブルーカーボンが支え海と漁業の未来~」と名付けたこのイベントには
福岡県知事をはじめ福岡県職員の皆さま、セブンーイレブン記念財団の皆さまをはじめ
およそ150名程の方々がドームの目の前に広がる地行浜に集結!

服部知事より「10年間続く協定の最初の活動の日を迎えました」とご挨拶をいただき
開会となりました。

 

セブンーイレブン記念財団 社会貢献推進委員であり
地行浜から徒歩10分程の場所に位置する福岡福浜2丁目店のオーナー 藤田さまからも
声をいただきました。

「私たちにとって身近なこの海岸で活動をすることができ、とても嬉しく思っています!」

福岡県漁業協同組合連合会長であり
福岡県ブルーカーボン推進協議会会長でもある佐藤さまからも
ご挨拶だけでなく、藻場の大切さなどについてのお話をいただきました。

そして

「ザ!鉄腕!DASH!!」DASH海岸のコーナーで活躍されている
木村尚さんも活動に参加してくださいました☆

そんな開会式を行っていると・・・
能古島を背にしてダイバーを乗せた船が地行浜にやってきました!!!

今回のアマモ場づくりでは
アマモが群生している能古島の海底から
その一部を間引いて、海砂とともに地行浜へ移植します。

ダイバーが採取したばかりのアマモが
漁師さんと連携して船で届けられたのです!!!

透明な筒状のケースに入れることで
アマモを根元から葉先まで
じっくりと観察していただきました☆

普段は目にすることのない海草〈アマモ〉に
みなさん興味津々のご様子!

アマモについて学んだら
いよいよアマモを移植するための活動スタートです。

底に穴の開いた生分解性のポットにアマモの根を通して
スコップで泥を入れていきます。

小さなお子さまたちも
アマモ場づくり、すなわち、海中に手を添えながら「海を元気にする活動」に
取り組むことができました☆

このポットには自分自身の名前を書きました。
「このアマモが元気に育ってくれますように!」と一層の想いを込めることができますよね!

知事もとっても嬉しそうです(*^^*)

完成したアマモポットはダイバーへ受け渡され・・・

 

続々とトロ舟のなかに入れられていきます。

種子を実らせた花枝も確認できますね!

このポットはダイバーたちが1つひとつ丁寧に
地行浜の海底へと植え付けていきました。

その後の様子は、ふくおかFUNのダイバーたちが
しっかりと経過を観察して参ります!

植え付けが行われている間、
ビーチではアマモ場をはじめとする場所に生息する
水中世界の生きものたちを観察しました。

可愛いカニや、不思議な模様の魚たち、などなど・・・
多種多様な生きものたちが身近な海に生息しているんです。

そんな生きものたちを間近に観察することができて
子どもたちの目はキラキラしていました☆

 

最後は、この海がもっともっと元気になるように
クリーンアップを行って終了となります。

地行浜は普段から業者の方による清掃が行われていることもあり
あまり大きなごみは見当たりませんが
岩の間を覗いてみると5ミリ以下の小さなマイクロプラスチックをたくさん確認できます。

目が慣れてくると「ここにもあった!」という声が
あちらこちらから聞こえてきました。

潮が引いている時間帯にこの場所からマイクロプラスチックを回収することで
また海へと流れ込み、魚が誤飲してしまうことなどを防ぐことができます。

小さなごみを拾うことも、とっても大切なんです!

 

この活動を通して、日頃からともに活動している様々なパートナーの皆さんと
これまでよりももっと連携を深めることができたことを実感しています。

10年間続くこの取り組みをだんたんと拡大していきながら
地域の皆さんとともにブルーカーボンの創出やネイチャーポジティブの実現を
目指していきたいと考えています。

福岡の人々にとって身近な地行浜での活動をとおして
みんなで海を元気にしていきましょう!

 

当日の様子は福岡県のホームページにも掲載されました→***

yumi

元気と情熱いっぱい

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