11月16日(土)
佐賀県で開催された「第6回 森川海人っフェス!」に参加してきました。
そもそも「森川海人っフェス!」とは
佐賀県が取り組む「森川海人っ(もりかわかいと)プロジェクト」というものがあり
森川海のつながりや環境保全活動の啓発イベントとして実施されています。
玄界灘・有明海ふたつの海に面して
山や川が人々の生活と身近な場所にある佐賀県。
私たちの生活は「森川海の恵み」を受けて生きています。
しかし、昨今は自然環境のバランスが崩れ
大雨で流木が大量に山から海へ流れ着いたりすることが多くあります。
福岡県でも大きな被害を受けた
平成29年九州北部豪雨をきっかけに立ち上がったのが
「森川海人っプロジェクト」です。
このプロジェクトでは、佐賀県の森・川・海そして人とのつながりを見つめ直すことにより
県民一人ひとりの環境保全意識を高めていくことが目標とされています。
今回、私がなぜ福岡県のお隣にある佐賀県のイベントになぜ参加したのかというと
玄界灘という海が福岡・佐賀・長崎で繋がっていることはもちろん
山や川も、福岡と佐賀は密接に繋がっているからです。
ふくおかFUNで藻場造成や生物観察など様々な活動をするなかで
私は「森川里海のつながり」を大事にしたいと考えています。
そこで、九州において森川里海の保全をより活発化して
活動の輪を広げられないかという想いで佐賀県まで足を運んだのです!
前説が大変長くなりました。
本題に入ります(笑)
イベントの看板を見ると
森川海で活躍している様々な団体の方々が参加しているご様子。
とてもワクワクします!
まず足を運んだのは、佐賀県鹿島市「干潟交流館」のブース!
顕微鏡で有明海の泥を観察します。
レンズを覗いてみると、たくさんの微生物たちが!!
私、大興奮しました(笑)
隣に行くと、佐賀大学の方々によるブースで
有明海特産の生物や淡水魚たちが展示されていました!
「誰だ、こんなマニアックな生き物を展示しているのは…!」と思っていると
やながわ有明海水族館 名誉館長の亀井裕介氏と遭遇。
20歳とは思えないレベルの生きものマニアで
たくさんの観察会や保全活動を行っており、メディアにも引っ張りだこ。
ちなみに、私のガサガサ友達でもあります。
どうりでマニアックな訳だ…
このブースでまず目に入ったものはセンベイアワモチです。
有明海によくいる泥に擬態している生物です。
こう見えても貝の仲間。
次に、この小さな粒粒。
圧倒的に小さいですが、暗い沢や洞窟に生息するホラアナミジンニナという巻貝です。
初めて聞きました。。
ブースを回っていると「森川海人くん」というキャラクターにも遭遇!
会場内には啓発のパネルや林業ブース、釣り体験ブースも!
全ての体験コーナーに参加して、新しい考え方に触れたり、たくさんの方々との交流ができたことで
満足して帰路につきました。
ちらっと有明海の様子を見て、家に帰ります(笑)
こちらは、干潟に生きるトビハゼ。
余談ですが、伊万里実業高校の生徒さんたちが育てたシイタケを購入。
めちゃくちゃ美味しかったです。
今回は佐賀県でのイベントに参加しましたが、
地元福岡をはじめ九州全体でも森川里海の保全ができたらいいなと思っています。
イベントでお話しした皆さん、ありがとうございました!!
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