もうすぐ夏休みに入る北崎小学校(福岡市西区)の児童の皆さんに向けて着衣泳の授業を行いました。
普段は水着で入っている児童たちからは、服を着て水に入ると
「重い」「動きにくい」といった声がきかれました。
服を着ているとこれだけ動きにくくなるいということを体感しながら、
まずは自分でしっかりと浮くことができるように練習します!
最初は力が入りすぎてなかなか浮くことが難しかった児童たちもペットボトルを使ってしっかりと浮いていられるようになりました。
低学年は30秒間、中学年は1分間、高学年は2分間、ペットボトルを抱えて
浮いていることができました。
海に落ちてしまったとき、おぼれそうになった時に大切なのは
「う・い・て・ま・て」(浮いて待て)です。
暴れるのではなく、落ち着いてしっかりと浮いたまま助けがくるまでしっかりと待てるようにきちんと練習しておくことが大切です。
また溺れている人を見つけた時には絶対に飛び込んで泳いで助けにいってはいけません。
まずは「助けを呼ぶ」「浮いていられる物(浮き輪・ペットボトル)を渡す」ことです。
中学年の児童たちは溺れている人まで、浮き用具になるペットボトルを投げ入れる練習をします。
高学年の児童たちはフロートを投げて岸まで引っ張ってみる、そして4人チームになって大人を引っ張り上げる体験をしました。
夏休みに入り、海や川といった水場が楽しい季節になりますが、子どもたちが楽しく、かつ安全に過ごしていけるようにしっかりと備えて、遊びに行ってほしいと思います。
この事業は、日本財団『海と日本プロジェクト』の助成を受けて実施しています。
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