ラブアース・クリーンアップ福岡地区実行委員会の取り組みで、
先日から始まった中学校での連続授業(全4回)
第1回目の授業の様子はこちらをご覧ください→***
第2回目の今回は、オンラインでフィールドワークを疑似体験しました!
まずは、前回の振り返り。
第1回の授業では、写真や映像を見ながら
「身近な海のなかにも多種多様な生物が息づいていること」
「その反面、海洋ごみ問題も存在すること」
そして
「その課題解決のための小さな一歩がSDGsの目標達成にも繋がっていること」
に気づいた生徒の皆さん。
【私たちの生活と海は繋がっている】
授業を行っている福岡市立長尾中学校(福岡市城南区樋井川)のすぐそばにも
〈樋井川〉が流れていて、その川は博多湾へと繋がっています。
第2回の授業となる今回は、学校と道路・川・海をオンラインでリレーし、
教室にいながら【つながり】を見ていきます!
まずは
ラブアース・クリーンアップ福岡地区実行委員会の〈すずたく〉こと鈴川さんが、
学校と川とを繋ぐ【道路】を歩きます。
歩いて1分も経過しないうちに、おにぎりの包装を発見!
私たちの生活から出たものが当たり前のように道路に落ちています。。。
ポイ捨てされたのでしょうか?
たまたま風で飛ばされてしまったのでしょうか?
道路と川を繋ぐ〈側溝〉の出口を、橋の上からも確認することができました。
道路に落ちている小さなごみがどうなるのか、想像できますね。
ここから【川】でバトンを引き継ぐのは、ふくおかFUNの〈ゆみ〉
川を歩きながら、見えるものを紹介していきます!
お茶碗のような陶器の欠片やカン、瓶などが多く見受けられます。
世界中で問題となっているプラスチックのごみは、川では少なく感じます。
重たいものは川に堆積し、軽いものは海に流れて行っている???
ここで、ふくおかFUNの〈ひゅーご〉とバトンタッチし【海】の様子を確認!
早速ありました!ペットボトル!
そして、第1回の授業で学習したマイクロプラスチックもたくさん落ちています。
海で〈ひゅーご〉が立っている横を流れるのが樋井川です。
この場所が、まさに川と海を繋ぐ場所!
【私たちの生活と海は繋がっている】
オンラインで繋がることで、
教室にいながらも実感することができたのではないでしょうか。
今回も授業後にアンケートを行いました!
「身近にあるものの扱い方を見直していこうと思った」
「ちょっとした行動が海を汚してしまっているんだなと思った」
「私たちが便利に使っているプラスチックが、生物には凶器になってしまっている」
「ひとりでも活動できるという言葉が心に残った」
生徒の皆さんそれぞれが感じたことが、前回よりも具体的な言葉となって
表現されているように思います。
次回は、この感じたことを「伝える」ための準備をする時間!
プレゼン資料やポスターを制作していきます。
どのような想いが、どのように表現されるのか。
中学生の皆さんだからこそ伝えられる言葉や作品を、私たちも楽しみにしています☆
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