本日より中国、四国地方へ出張に来ています。
初日は岡山県庁へ。海ごみに関する行政としての取り組みについてお聞きしました。
岡山県が面している瀬戸内海(閉鎖水域)では、漂流ごみは隣県から漂ってくるか、3つの主要河川から流れてくるものが中心になっているそうです。
今回お話を聞くなかで驚いたことは、現在では瀬戸内海に面する市区町村だけでなく、上流地域まで啓発が進んでいること。
海に面した地域だけの問題じゃ無い、上流地域での発生抑制も重要だということで、全ての市に海ごみ専門の担当課があり、県全体として課題解決に向けた動きをしています。
そのほかにも、小学生にもわかりやすい海ごみのパンフレットの製作や、海ごみパネル展を県内各地のショッピングモールで開催するなど、海底ごみの存在を社会にひろく伝えていました。
(衛生面や臭い対策はかなり大変とのことですが・・・)
福岡県は外洋も湾も存在しているため、すべての自治体が同じ問題を抱えて同じ方向を向くことは少し難しいのかもしれませんが、
それでも福岡に持ち帰ってできることのヒントをいただくことができました。
明日は香川県庁。
海ごみ問題をわかりやすく、楽しく伝えている取り組みについてお話を伺ってきます!!
コメント