3月16日(日)
「地行浜いきもの学校」3回目の授業を行いました!
5回の連続講座に参加している小学生の子どもたち。
お友達も増えて、授業前から嬉しそうな様子を見せてくれました♡
前回と同様に、まずは校長先生を務める〈こーたろー〉から
これまでの振り返り。
「ガサガサで生きものを観察したり、マイクロプラスチックで万華鏡を作ったりしたね!」
そして、今回の先生を務めるのた〈あずみ〉です!
「みなさん、よろしくお願いします!」
小さな頃の思い出なども織り交ぜながら進んだ自己紹介に
みんな興味津々でした(*^^*)
「今日はアマモについて学んできます!」
そうなんです☆
今回の授業のタイトルは「海を元気に!海草の森づくり」
これまでの授業で、海の豊かさと問題について学んできた
みなさん。
そんな海をもっともっと元気にしていくために
アマモ場づくりを行います!
ゆっくりと丁寧に子どもたちとコミュニケーションを取りながら
アマモについての学習から。
「リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ」という
とっても長い別名をもつアマモに、みなさんビックリ!
何度も復唱して、覚えることができましたね♪
ここからは、いよいよアマモ場づくりのスタートです!
海岸から投げ入れる「アマモ種子団子」と
ダイバーが植え付けをする「アマモ苗」を作っていきます。
ガサガサのときに見た生きものたちがアマモを住処にしてくれると嬉しいな…♡
そんなことを考えながらアマモ場づくりを行うと、ワクワクしますね!
まずは「アマモ種子団子づくり」から。
胡麻くらいサイズのアマモ種子。
これを寒天粘土で包んだり、まぶしたりしながら、
種子団子を作っていきます。
次に「アマモ苗づくり」
竹割り箸に麻紐でアマモ苗を括り付けていきます。
クルクル…クルクル…
みなさん、とっても楽しそうに手を動かしていました!
この「地行浜いきもの学校」で座学を行っているのは
まもるーむ福岡という自然環境について楽しみながら学ぶことのできる施設です。
ここから歩いて10分程のところにあるのが地行浜。
自らの手で作ったアマモ種子団子を
「それーーーーー!!!」
「せーーーーの!!!」
と、元気な声とともに地行浜へ投げ入れることができましたね☆
そして、苗はダイバーが目の前で潜って
植え付けを行いました。
「ダイバーさん、よろしくお願いします!」
今回の授業では、アマモについて
しっかりと学ぶことができましたね!
「人の手で海を元気にすることができる」と感じることができたのなら
とっても嬉しく思います(*^^*)
今回も、ワークシートにたくさんの感想を書いてくれました!
・アマモを増やしたら魚が増えることを初めて知った。
・アマモ種子団子を投げたことが楽しかった。
・アマモを割り箸に結んだことが心に残っている。
・アマモはすごく長い名前!
・種子団子が成長したら見に行きたいな♪
・「リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ」という名前があることを知らなかった!
・アマモを増やすお手伝いができたことが嬉しかった。
3回目の講座でも修了証をお渡しして
締めくくりとなりました。
保護者の方からも「この修了証、家で大切にに飾ってるんです」という声をいただいて
私たちもとっても幸せな気持ちになりました♡
次回は少し時間が空いて7月の開催です。
シュノーケリングをして、海のなかを観察します。
実際に海のなかのアマモ場と
そこにいる生きものたちを見に行きましょうね!
学年が1つ上がったみなさんにお会いできるのを
楽しみにしています!
===この活動は『ドコモ市民活動団体助成事業』からの助成金により実施しています===
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