「はんなん海の学校」に登壇しました!

阪南市では、市民が何らかのかたちで海に関わることができるよう
中学生以上を対象に生涯学習として海洋教育が行われています。(はんなん海の学校についてはこちら)

海に関わる活動をする人を育てるために、環境や生きものといった環境保全の視点だけでなく
地域づくりや教育について、企業や大学の方々も講師として迎えながら学んでいく体験プログラムです。

今回は講師依頼をいただいて、阪南市までやって参りました!

2期目を迎える今年は、15名のみなさんが活動されています。

今回の目的は、立場の違う主体がそれぞれの「どのような想いでやっているのか」「何をやりがいにしているのか」という視点から
今後の取り組みにつなげられるようにすることです。

福岡の海と阪南の海について映像で比較することや
生活と海のつながりについて、側溝を入り口にして考えてもらう時間も設けました。


福岡の海と阪南の海の違いについての質問や
博多湾に多い緑色のマイクロプラスチック「人工芝」との向き合い方についての質問がありました。

また、ふくおかFUNが「自然と人のつなぎ役」として
それぞれの立場でできる課題解決への一歩について考える場づくりを行っていることをお伝えしました。

他にも、ダイバーの撮影した魅力的な水中写真や映像の紹介が
海に興味を持つきっかけになっていることに共感する声をいただきました。

続いて、企業の立場から、パナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社の執行さんから
全世界の社員が森林整備や生物多様性保全の活動を地域に根差した活動として各地で実施していることが紹介されました。

関西では「琵琶湖(B)・淀川(Y)・大阪湾(O)・瀬戸内海(S)クリーンネットワーク」として
川や海のみの点ではなく、それぞれが繋がった活動を行っています。

執行さん自身、環境問題が遠い世界になりがちだと感じた経験から
「まず知ることで行動が変わる」ということを大事にされていました。

生徒のみなさんが、アマモ場の保全や養殖場の見学だけでなく
カキ養殖とカキ殻の活用なども幅広く学んでいく生徒の皆さんが阪南の街や海で活躍していくこと
そして、これから一緒に活動できることを楽しみにしています!

池田杏美

圧倒的行動力!日本酒大好き。

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