11月1日(金)
JICA(独立行政法人 国際協力機構)の研修で
講師を務めさせていただきました。
大神弘太朗が講師を務めるのは今年で3年目!
初年度から英語での講義を行い続けています!
これまで様々な国からいらっしゃった研修生の皆さんへ
お話をさせていただいてきました。
今年は、モザンビーク・コンゴ民主共和国・ペルー・バヌアツ・ミクロネシア・ウルグアイの方々へ向けて
博多湾の現状から、海洋プラスチック問題と生物多様性の保全について講義を進めていきます。
水中映像を活用して、身近な海に生息する生きものたちの様子や海底ごみの現状などを伝えながら
ふくおかFUNの活動もお伝えします。
アマモを植え付けている様子を見ていただいたときには
「まるでファーマー(農家)のようだね!」と活動に関心を持ってくださいました!
会場となった中田埋立場(福岡市西区今津)から10分ほど歩くと
実際に海岸で活動をすることができます。
現状を感じてもらうためには、まずは現場へ!
この日、ビーチにはたくさんのごみが落ちていました。
そこで、まずは少しだけ時間を取って
ペットボトルなどのごみの回収から!
「この海は世界中とつながっている」
そんなことを考えていらっしゃったのでしょうか。
研修生の皆さんは、日本の片隅にあるこのビーチのごみを
一生懸命に拾われていました。
そして
5ミリ以下の小さなプラスチック「マイクロプラスチック」も
回収していきます。
横になって
でも、1つ1つ確実に…
この様子がすごく印象的だったんです!
拾っても拾っても…
まさに「海の小さな大問題」
紙コップにたくさん回収したマイクロプラスチックを使って、
後半は万華鏡制作!
ゆっくりと足並みを揃えて進めていき
海の問題をタカラモノに変えるワークを行うことで
古くから日本に伝わるものを知っていただくこともできました。
「これ、持って帰っていいの?」と喜んでいただき
とても嬉しかったです!
とても心温かく、勉強熱心な研修生の皆さん。
様々な国の方と過ごす時間は、ふくおかFUNにとっても貴重な体験です。
目には見えないけど、つながることのできる「想い」
目に見えないほど遠いけど、遠くでつながっている研修生の皆さんの母国にある「海」
この「想い」と「海」をキーワードとすることで
地球全体の自然を守り伝えることができると確かに感じることのできる一日となりました。
「国に帰ったら2週間後にはクリーンアップ活動をしたい!」というお話もいただいて
とても嬉しかったです!
研修生の皆さん
それぞれの国に帰っても、この日のことを時々思い出してくださいね。
きっとまた会いましょう!
【おまけ】
国境を越えて、すっかり仲良しになった研修となりました(*^^*)
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