【出張】全国アマモサミット2022㏌たてやまに行ってきました!

千葉県の館山市で開催されたアマモサミットに行ってきました!

全国アマモサミットとは、2008年に横浜から始まり、全国での「海の森」アマモ場の再生をきっかけに、
研究者だけでなく、行政や企業、高校生、市民団体といった様々な主体が自分たちの取り組みについて紹介、
学び合い、共有し合い、世代や立場を問わずに交流する場です。

今回は、千葉県の館山で10月28日から3日間開催されました。
海や環境を守るための全国での活動や、取り組みを知る貴重な機会になりました。

海の問題の中には海水温の上昇や、植食生魚類の食害などの影響によって「海の森」であるアマモ場が減少、
また「磯焼け」が深刻になっています。

この問題を対処しようとしているのは研究者や行政だけではありません。
このアマモサミットでも特に盛り上がったのは、高校生サミットだと思います。

全国から集まった高校生たちが、アマモをはじめとする環境課題の解決のために取り組んだ内容を事例発表し、
研究者らの助言や一般の方からの質問に答えていくという活発な場です。

福岡からも福岡工業大学付属城東高等学校・福岡県立伝習館高等学校が参加していました。

アマモを植える植え方ひとつにしても、仮説を立て繰り返す中で得た知見は
これからの私たちの活動にも役立てられるものがたくさんありました。

また、高校生の研究を地元の漁師や研究者、企業などが積極的に支えている姿を
見ることができました。

実は今回、事例を学ぶこと、環境について連携を図っていくこと以外にもう一つ大きな目的がありました。
それは、このアマモサミットを来年は福岡で開催するため引継ぎ式を行うことです。

3日間のプログラムの最後に大神が講演し、今年開催の館山から大会旗を引継ぐことにより
無事引継ぎ式を終えることができました。

来年、福岡で全国アマモサミットをやってよかったと言われる大会にするここがスタートです。

研究者、行政、企業、市民団体、漁師、などそれぞれの立場が連携した
福岡らしい大会になるよう頑張っていきたいと思いを新たにする3日間となりました。

関係者の皆様ありがとうございました!
そして来年よろしくお願いいたします。

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この視察出張は、独立行政法人 環境再生保全機構「地球環境基金」
助成を受けて実施しています。

池田杏美

池田杏美

圧倒的行動力!日本酒大好き。

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