久留米のたび ~筑後川から三潴保育園へ~

12月2日

いつもは「海」を伝えている私たちですが、
今日は福岡県久留米市で「川」について学んできました。

案内してくれるのは、
「久留米市民活動サポートセンターみんくる」
「くるめウス」
「パルキッズくるめ」などで活躍されている張くん。

ここ数年、水害が頻発している河川事情を教えていただきました。

まずは下弓削川へ。
このあたり一帯は、毎年のように水害が多いとのこと。

川を覗いてみると、
1人のおじいちゃんが川藻をとっている様子が見えました。

お話を伺ったところ、川藻が大量発生していて生態系が脅かされているとの話。
まさに、海でいう「アオサ」です。

準備のいいコータローは、胴長を持参しておりました笑。

さっそく着替え、おじいちゃんと一緒に川藻の回収です。

 

おじいちゃんは「久留米クリーンパートナー」という活動をされている方でした。
「3日分とれた!こんなに嬉しい日はない!」と喜んでくれたおじいちゃんなのでした☆

 

次は筑後川防災施設「くるめウス」へ。

水害の歴史や筑後川水系に生息する生きものについて
学ぶことができる施設です。

 

目をキラキラさせるコータロー☆
えさに飛びつく魚に大興奮です。

その後、くるめウス付近を流れる高良川を経て

本流筑後川へ。

ここにもありました!マイクロプラスチックです。

河川におけるマイクロプラスチックの汚染を目の当たりにした瞬間でした。

さて、これを持って伝えに行きましょうか。

いざ三潴保育園へ!

 

10月15日に福岡の海を体感しに来てくれた子どもたち。
※その時の様子はこちらをご覧ください→***

ゆり組のみんなのもとへ、今度は私たちが会いに行きます!

 

前日から、ソワソワ・ワクワクの様子だったと副園長先生から話を聞いた後だったので、
「入った瞬間のみんなのテンション楽しみだなー」と思っていたら・・・

あら、お行儀よく座っています笑

 

いつものコータロー節が始まると、だんだん気持ちも打ち解けてきて

元気いっぱい手をあげ、声をあげ、

前のめりになり

コータローの話に耳を傾けています。

 

「海の中にたくさんあるものは?」

おいしい魚?

ちいさい生きもの?

ごみ?

この問いかけに、全員「ごみ!!!」

10月のビーチクリーンが印象に残っているのでしょう。

「ごみ」だけでは、勿論ないのですが

その意識、大事ですよね。素晴らしいです!

海中映像を紹介すると

ウミウシに「かわい〜」と声をあげ、

海底ごみに顔をしかめ、

素直な反応をたくさん見せてくれました。

大人も子どもも笑い声が絶えず

子どもたちも楽しみながら、海を知ることができたと思います。

そして

マイクロプラスチックのこともちゃんと心に残っていたようです。
海に行く前と海に行った後の絵を見せていただきました。
カラフルな砂浜がとても印象的です。

 

三潴保育園のみなさま
久留米のことをたくさん案内してくださった張くん
サポートに駆けつけてくれた、ふくおかFUNの理事〈むっちゃん〉こと廣岡睦さん

楽しい時間をありがとうございました。
またお会いしましょう!

 

山田藍

山田藍

2020年12月入社♪アートとビールが大好き

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