海ごみ3days【最終日】小学校で授業を行いました!

11月22日(日)~11月24日(火)は、
ふくおかFUN海ごみ3days !!

福浜海岸(福岡市中央区)での
『FUNクリーンアップデー』から始まり、

その翌日に『WEBイベント 海ごみ研究会』に繋いだ
これまでの二日間でしたが・・・

ついに最終日!!

『FUNクリーンアップデー』で海中と海岸から集まった
海ごみを教材として利用し、
福岡市立田隈小学校(福岡市早良区)で5年生の児童の皆さんに向けて
授業を行いました。

今回の授業は新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮し、
【Zoom】を使ったオンライン授業☆

校長室から、ふくおかFUN代表の大神弘太朗

クリーンアップを行った福浜海岸から、ふくおかFUNスタッフの<ひゅーご>

そして、5年生のいる3つの教室を繋ぎます!!

元気な教室の様子を見ることができて、
校長室にいながら児童の皆さんと会えた気分♡

まずは、楽しいクイズを交えながら、ダイバーだからこそ見ることのできる
身近な海の水中世界を紹介しました。

すぐ近くの海【博多湾】にたくさんの生きものが暮らしている動画を見て、
児童の皆さんも、先生もビックリ!

また、海を元気にする海草<アマモ>についても知ることができましたね!

先生方が用意してくださっていた[○][×]などの札を使って、
画面越しでも皆さんと楽しくコミュニケーションを取ることができました☆



福浜海岸からの中継では、小~~~さなカニや貝殻など、
ビーチに届いた海からの贈り物を紹介!

単なる砂ばかりと思える砂浜も、足元をよく見ると
豊かな自然を感じることができますね☆

しかし

私たちダイバーは、海ごみの存在を目の当たりにすることがあります。

ふくおかFUNのスタッフが海底ごみを回収する動画を、
皆さん真剣な表情で見てくれていました。

授業のはじめ、たくさんの生きものたちが生息することを
学んだばかりの博多湾。

世界中で問題となっている海洋ごみ問題は、博多湾も例外ではないのです。

なぜこの「ごみ」が生まれたの?

「ごみ」はどこから来たの?

なんで問題なの?

・・・そこで

実際の海ごみを見てみよう!!

ふくおかFUN海ごみ3daysの1日目に回収された海ごみは、
その日のうちに小学校へ運ばれていたのです!!

**クリーンアップにご参加いただいた皆さんも**
***今回の授業に関わったことになりますね***

福浜海岸から届けられ、
どどーーーんとグラウンドの横に届けられた海ごみたち。

全部で1000リットルあります!!

海中や海岸から学校にやって来たリアルな海ごみを、
よ~く観察してくれていました。

一番多かった海ごみは、やはり、プラスチック。

クリーンアップ当日に行った福岡市保健環境研究所の組成調査では、
なんと全体容積の87%という結果でした。

パッと見て形を確認できるプラスチックだけでなく、
細かく砕け、小さくなったものもたくさんありました。

これがさらに細かくなって<マイクロプラスチック>となったものが
ビーチの砂に混ざっている現実も、実際に海岸から持ってきた砂を使って
お伝えしました。

今回の授業を通して、教科書やテレビだけでは伝わりきれない海ごみ問題を、
学校にいながらリアルに感じていただけたのではないでしょうか。

 

私たちダイバーと市民の皆さまが一体となって作り上げた、この授業。
未来を担う子どもたちに何かを感じていただけたのなら嬉しく思います。

今回のふくおかFUN海ごみ3days ‼

11月22日『~博多湾の海中と海岸をキレイに~ FUNクリーンアップデー』
11月23日『WEBイベント 海ごみ研究会 ~みんなでつなぐ未来の海~』
11月24日 福岡市立田隈小学校での授業

三日間、たくさんの方々に関わっていただき、支えていただき、
本当にありがとうございました。

“ダイバーだからこそ”の視点で
豊かな自然を守り伝えるために活動しているふくおかFUN

今回、様々なかたちで海と人を繋ぐキカッケをお届けできたのでは
ないかと実感しています。

環境問題が存在することは事実ですが、
豊かな自然も確実に存在しているのです!!

そのような自然を守るため

今回関わっていただいた皆さんの想いを大切に

これからもふくおかFUNは『伝える』ことを積み重ねながら
歩んでいきます!!

yumi

yumi

元気と情熱いっぱい

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