みなさん、こんにちは!ツユッキーです。
6月29日(土)に【地行浜いきものプロジェクト】の連続講座『竹でつくろう 魚の秘密基地』の2日目が開催されました!!
第1日目ではこどもたちが自分たちでデザインして竹魚礁の模型を作りました^o^
今回は、各グループで決めたみんなのデザインをいよいよ本物の竹を使って、竹魚礁を作り、ダイバーが海に設置しました。
どんな様子だったのか、レポートをご覧ください♪
まず、はじめはNPO法人グリーンシティ福岡の志賀さん(通称「ひげさん」以下、ひげさんと呼ばせていただきます^o^)に子どもたちに向けて、『森川里海』のお話をしていただきました。グリーンシティ福岡さんは、「みどりをまもる 人を育てる」をテーマに人と自然を繋ぐ様々な活動をされている団体さんです。
まずはアイスブレイク!勝ち負けなし、あいこになったら握手して自己紹介ゲームです。
保護者の方もスタッフも子どもたちと一緒に楽しみました^o^
みんながほぐれて笑顔になった後は、ひげさんから『森川里海』のお話です。最初にひげさんから子どもたちにこんな質問がありました。「自然が入っている苗字はどんなのがあるか知ってる?例えば木がつく苗字の人は?」
こんなふうに、「森」「川」「山」などがついた苗字の人はもともとどんなところに住んでいたからそういう苗字がついたのかをみんなで考えました。
子どもたちからはたくさんの意見が出て盛り上がりました!
私たちの暮らしに大昔から自然が深くかかわってきたことを楽しく学びました。
そして、今日使う竹が志賀島の竹林からスタッフが切り出した竹であること。今、竹があまり使われなくなったために竹が増えて困っていることなどのお話を聞きました。
昔から私たちの暮らしに欠かすことのできなかった大切な自然が、私たちの暮らしぶりが変わったために様々な問題を抱えています。楽しみながらそうした問題を身近な題材で考え、そして実際に触れることはとても大事ですね。
ひげさん(志賀さん)、面白く大切なお話ありがとうございました!
そして、いよいよ竹魚礁の制作開始です!
最初に竹魚礁制作の縁の下の力持ち、保健環境研究所の上田係長(通称「のっぽさん」)より竹魚礁の作り方と作業場の注意をお話いただいた後でいよいよスタートです。
時間内に竹魚礁が出来上がるように、のっぽさんが骨組みを作ってくれていました!
グループで協力しながら作りましたよ!みんなで作業をするとぐっと団結力が高まりますね。
お子様だけでなく、保護者の方も真剣です!
九州大学名誉教授の川口先生もこの事業にご協力いただいています。
先生から、魚礁に海藻がつくようにと、アイデアを子どもたちに提案!
ABCそれぞれの竹魚礁が完成した後は、みんなで竹魚礁をトラックに運んで、海まで届けてもらいました!
みんな海に移動して、いよいよダイバーが竹魚礁を海に設置します!
トラックからバトンタッチして、海までみんなで運びました!
海岸からは、胴長を来たスタッフがダイバーたちに竹魚礁を海に運びます。
「みんなの竹魚礁、設置してくるよー!」
ダイバーたちが慎重に海に設置スタート!
ダイバーのみんな、お疲れさま&ありがとう!!
6月29日はあいにく、かなり地行浜の水中が濁っていたため、視界も非常に悪く、Aチームの竹魚礁だけみんなの前で設置しました。、、しかし、この後ダイバーたちが頑張って竹魚礁を海に設置しましたので、みなさん安心してくださいね!
海からまもるーむに戻るときに、小さな貝殻を探していた子どもたちに、代表の大神がいま世界で問題になっているマイクロプラスチックの話もしました。学校などでよく見かける砂を落とす緑のマットの欠片など、海とは結びつかないものが紫外線で劣化して細かくなり、風や川などに運ばれて、海に流れているのです。遊びの中から、こういうことも気づいて考える機会になるといいなぁと思いました。
子ども達は真剣に話を聞いてくれていました。
ごみを海に捨てていなくても、私たちの生活は海のごみと繋がっているんですね。
まもるーむに戻って、みんなで今日一日を振り返りました!次回はいよいよシュノーケリングで竹魚礁にどんな生きものがやってきているか観察します。スタッフ一同楽しみです!!!
1か月後にみんなで会いましょう!
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