6月9日(月)
日頃から連携して糸島市姫島などでの潜水調査を行っている
九州大学 浅海底フロンディア研究センターの皆さんと共催で
科学潜水啓発シンポジウムを開催しました!
「科学潜水」とは
科学的な調査や研究のために行う潜水活動のことを指します。
例えば、魚や海藻の様子を観察したり、水質を測ったり…
いわば「海のなかの自然を調べるための潜水」です。
第2回目となる今回、テーマとなったのは
「科学潜水とフィールドでの安全管理が拓く科学のフロンティア」
大神弘太朗も登壇して
日頃からスタッフと共有している安全対策など
ふくおかFUNの活動を通した安全管理のポイントをお話させていただきました。
また
東京慈恵会医科大学 環境保健医学講座 非常勤講師
株式会社 潜水技術センター 代表取締役
望月 徹さん
BCP&BCMコンサルティング 代表
福岡 幸二さん
三国屋建設 株式会社 代表取締役会長
一般社団法人 日本潜水協会 会長
髙橋 宏さん
それぞれの知見から、水中をテーマとした教育、研究、業務管理などのお話があり
潜水科学を進めるための経験や考え方を共有しました。
また、質疑応答では
「潜水した状況を知っている人がイメージしながら作業計画を立てることが大切」
「危険を感じた際に引き換えすことは誉められるべきこと」
とのお話があり、ふくおかFUNの安全対策は間違っていないと改めて実感することができました。
地球の表面の70%を占める「海」
しかし
ほとんどがまだ解明されておらず
調査が行われたり正確な地図が作られているのは
その10%ほどと言われています。
これから科学潜水が発展することで
水中世界のことが明らかにされるだけでなく
海と人々がよりつながることのできる未来を心から願っています。
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