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水中調査・観測・撮影

福岡の海は想像を超える多彩な水中環境が広がっています。 また、未開拓の部分も多く、図鑑に掲載されている分布図を覆すようなことも少なくありません。

私達は、四季折々変化する福岡の海に潜り続け、生息している多様な生物や藻類等について年間を通じて観測・撮影・記録し、当団体の全ての活動においてそれらの写真や動画データを活用しています。
本事業は、福岡の海に潜るダイバーや、九州大学・福岡女子大学ダイビングサークル『海BOUZ(うみぼうず)』、福岡市漁業協同組合等の協力を得て活動を実施しています。

また、こうした豊かな水中環境だけではなく、生活排水の流入等による有機汚濁、赤潮の発生、貧酸素状態といった生物の命を脅かす可能性のある博多湾内の水域の撮影も行っています。
2017年度からは、福岡市の研究機関と共働することで、私達が行う定点観測によって得られたデータを科学的知見からも分析できるようになりました。

さらに、全世界の「海ごみ」は、年々増え続けていると推測されています。また、現在世界的に注目が集まっている「プラスチックごみ」も2050年に魚類の総量を上回るとも言われており、国内外ではSDGs(※)を通じて様々な取り組みが見直されているところです。
こうした海洋環境の課題は、福岡においても例外ではなく、当団体が行う水中調査結果からも、河川からの生活ごみの流入等により海底に多くのごみが堆積していることが分かっています。

今後も、ふくおかFUNの心臓ともいえるこの活動を通じて、福岡の海のリアルな世界を社会へ発信すること、福岡の海ごみ問題の啓発を進め、市民一人ひとりが取り組むことのできる「海ごみ削減に向けた行動(生活の見直しによるリデュース意識向上等)」に繋げていきます。

※SDGs(エスディージーズ)とは…「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際社会共通目標のこと。SDGsは世界共通の17のゴール(目標)、目標ごとの169のターゲットから構成されており、国連に加盟している193の国・地域が2030年を期限に達成を目指すものです。