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2020-02-22

2/16(日)「FUKUOKAおさかなレンジャーセミナー」開催しました

近年多くのメディアでも取り上げられているマイクロプラスチックやレジ袋、ストローなどの目に見える「海ごみ」。
「海ごみ」には漂流ごみ、漂着ごみ、など様々な種類がありますが、「海底ごみ」のことを皆さんご存知でしょうか?

「海底ごみ」は、潜らなければ見ることのできない海の底に隠れて沈んでいるごみで、残念ながら福岡の海にも存在しています。

豊かな博多湾を守るため、海底ごみの“見える化”に取り組む福岡市との共働事業『FUKUOKAおさかなレンジャー』は、海底ごみの現状や水産業の未来、私たちの生活と海との繋がり、今後私たちにできることを多くの皆さまと考える時間を共有するため、2月16日にプロジェクト初となる市民向けセミナーを西鉄イン福岡にて開催しました。

福岡市民の皆さまをはじめ漁業関係者、学生、大学、企業、NPO、行政機関、メディア等、福岡市内外のたくさんの方々にご参加いただき、用意していた80席の会場は満席!本当にありがとうございます!

当日は始めに基調講演として、鹿児島県からお越しいただいた海ごみ研究の第一人者である藤枝繁先生(※)のお話を伺いました。
藤枝先生には、この地球の様々な場所で起きている海ごみの問題を、心に残る写真や実際の研究データを織り交ぜながら、分かりやすくご講演いただきました。

また、藤枝先生の温かく楽しいお人柄に、参加者の皆さまも私たちも一気に心をつかまれていました(^^)

世界は海で繋がっていて、なおかつ、海と私たちの生活は繋がっているということを、ご参加者の皆さんにも目と耳と心で感じていただけたのではないかと思います。

次に、香川県よりNPO法人アーキペラゴ副理事長:森田桂治さま、福岡市漁業協同組合伊崎支所運営委員会会長:半田孝之さま、はかたわん海援隊(福岡大学):浜田晃規さま、本事業の実行委員長であるふくおかFUNの大神弘太朗がそれぞれの海ごみ削減に向けた活動の事例を発表し、
さらに後半には、今後も楽しく前向きにこの問題に取り組んでいけるようなトークセッションが会場の皆さんを巻き込みながら展開されました。
 

「なるほど!」「そんなやりかたが!」と思えるような事例を聞かせていただき、海洋環境を考えていくうえで大切なヒントをたくさん得ることができたと思います。

参加者の皆さまからは、
「やわらかい雰囲気でどの方のお話も分かりやすく聞くことができた。今後もしっかり考えていきたい!」
「博多湾と現状と改善に向けた取り組みを理解できた。やるべきことも分かった!」
「海底ごみの現状や今後私たちができることなど、考えるヒントを得ることができた!」
などのお声をいただき、おさかなレンジャー実行委員会としても大変心強く感じています。

このセミナーで出会った皆さまと想いをひとつに、私たちは今後も福岡が誇る豊かな博多湾を守るため、一歩一歩海ごみ問題に取り組み続けていきます。

※【藤枝繁氏 プロフィール】
大阪府堺市生まれ。
1997年日本海でのナホトカ号重油流出事故の災害ボランティアに学生と共に参加して以来、海洋ごみに関する研究を開始。
1998年市民による国際的な海岸ごみ調査清掃活動(国際海岸クリーンアップ:ICC)の輪を鹿児島でも広げようと、県内の有志でクリーンアップかごしま事務局を設立し、市民活動と並行して海洋ごみ問題解決に向けた調査研究活動を行ってきた。
現在は、鹿児島大学産学・地域共創センター特任教授、漂着物学会事務局長、一般社団法人JEAN理事を兼任。

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